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最大震度6強の地震発生(宮城県、福島県)

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昨夜、午後11時8分ごろに福島県沖で発生した地震について、気象庁から報道発表がありました。観測された最大震度は6強です。 今回の地震は「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余震と考えられます。 ■地震の概要です 地震が発生した時刻:2月13日23時7分 マグニチュード:7.3(暫定値) 場所および深さ:福島県沖 深さ 55km(暫定値) 震度:宮城県の蔵王町(ざおうまち)、福島県の国見町(くにみまち)、相馬市(そうまし)、新地町(しんちまち)で最大震度6強を観測した他、北海道から中国地方にかけて震度6弱~1を観測 ■ 防災上の留意事項 この地震により、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房で若干の海面変動が予想されますが、被害の心配はありません。 揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がけてください。 過去の事例では、大規模地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6強程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。 また、東北地方太平洋沖地震の余震活動は、全体として徐々に低下している傾向にあるものの、1年あたりの地震の発生数は、東北地方太平洋沖地震の発生前より多い状態が続いていますので、引き続き注意してください。 ■ 地震活動の状況 今回の地震発生後、14日0時40分現在、震度1以上を観測した地震が12回発生しています(震度3は2回、震度2は4回、震度1は6回)。 ■長周期地震動の観測状況 福島県中通りでは、長周期地震動階級4を観測しました。この地域の高層ビル高層階等では、立っていることができず、はわないと動けない、固定していない家具の大半が移動し倒れるものもあるなどの非常に大きな揺れになった可能性があります。 ■震度5弱以上が観測された市町村 (2月13日23時18分気象庁発表「震源・震度に関する情報」より) ◇宮城県   【震度6強】蔵王町 【震度6弱】石巻市、岩沼市、登米市、宮城川崎町、亘理町山元町 【震度5強】仙台青葉区、仙台宮城野区、