熊本県で線状降水帯が発生
九州北部地方では梅雨前線が活発化して大気の状態が不安定になっています。 熊本県では線状降水帯が発生して非常に激しい雨が降り続いていて、とても危険な状況です。 2023年07月03日05時53分 熊本地方気象台発表 熊本県では、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。 九州北部地方にある梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっています。また、これまでの大雨により土砂災害の危険度が非常に高くなっている所があります。 熊本県では、3日夜のはじめ頃にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、災害の危険度がさらに高まるおそれがあります。 また、3日夜のはじめ頃にかけて落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。 <雨の実況> 降り始め(2日16時)から3日5時までの降水量(アメダスによる速報値) 山都町原 160.5ミリ 熊本市中央区京町 133.0ミリ 高森 131.0ミリ <雨の予想> 3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、 熊本地方 70ミリ 阿蘇地方 70ミリ 天草・芦北地方 70ミリ 球磨地方 70ミリ 3日6時から4日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、 熊本地方 250ミリ 阿蘇地方 250ミリ 天草・芦北地方 200ミリ 球磨地方 250ミリ その後、4日6時から5日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、 熊本地方 50から100ミリ 阿蘇地方 50から100ミリ 天草・芦北地方 50から100ミリ 球磨地方 50から100ミリ <防災事項> 土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。 また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。 In northern Kyushu region, the rainy front has become active, causing atmospheric instability. I