投稿

7月 2, 2023の投稿を表示しています

線状降水帯とは

イメージ
線状降水帯とは(気象庁ホームページより) 次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなし、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域を線状降水帯といいます。 毎年のように線状降水帯による顕著な大雨が発生し、数多くの甚大な災害が生じています。この線状降水帯による大雨が、災害発生の危険度の高まりにつながるものとして社会に浸透しつつあり、線状降水帯による大雨が発生している場合は、危機感を高めるためにそれを知らせてほしいという要望があります。 発生メカニズムに未解明な点も多く、今後も継続的な研究が必要不可欠です。 What is a Rainband? (Japan Meteorological Agency website) A rainband refers to a linear area of rainfall accompanied by intense precipitation, typically stretching 50 to 300 kilometers in length and 20 to 50 kilometers in width. It is formed when successive developed rain clouds (cumulonimbus clouds) organize into a group, passing through or lingering over the same area for several hours. Significant heavy rainfall events caused by rainbands occur almost every year, resulting in numerous severe disasters. Awareness of the increased risk of disasters associated with rainbands is gradually spreading in society, and there is a demand to inform the public when heavy rainf

梅雨前線は3(月)にかけて九州付近に停滞。土砂災害に厳重警戒

イメージ
2023年07月02日11時11分 鹿児島地方気象台発表 大隅地方、種子島地方では、2日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。大隅地方、種子島地方では、2日夕方にかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。  梅雨前線は、3日にかけて九州付近に停滞する見込みです。梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州南部では大気の状態が非常に不安定となっています。  このため、九州南部では、3日夕方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り大雨となるおそれがあります。  九州南部では、3日にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。 <雨の実況>   降り始め(6月28日18時)から7月2日10時までの降水量(アメダスによる速報値)  鹿児島県(奄美地方除く)       肝付町前田 148.5ミリ  降り始め(1日10時)から2日10時までの降水量(アメダスによる速報値)  奄美地方      十島村宝島 338.5ミリ <雨の予想> 2日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、  宮崎県           30ミリ  鹿児島県(奄美地方を除く) 50ミリ 3日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、  宮崎県           50ミリ  鹿児島県(奄美地方を除く) 50ミリ 2日12時から3日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、  宮崎県           150ミリ  鹿児島県(奄美地方を除く) 150ミリ その後、3日12時から4日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、  宮崎県           100から150ミリ  鹿児島県(奄美地方を除く) 100から150ミリ <防災事項>  厳重警戒:土砂災害  警戒事項:低い土地の浸水、河川の増水や氾濫  注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。 Please exercise extreme caution for sediment-related disasters in the Osumi region and Tanegashima region from the evening

九州南部は夕方にかけ土砂災害に警戒

イメージ
2023年07月02日10時42分 気象庁発表 九州では3日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。九州南部では、2日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。九州では3日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。 [気圧配置など]  前線が華中から九州を通り日本の東にのびています。前線は3日にかけて九州付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州では、3日にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。 [防災事項]  九州では、3日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。九州南部では、これまでの雨により、すでに土砂災害の危険度が高まっている所があります。 3日12時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、 九州北部地方、九州南部 150ミリ の見込みです。   その後、4日12時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、 九州南部   100から150ミリ 九州北部地方  50から100ミリ の見込みです。 九州南部では、2日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。九州では3日にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。 また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。 Issued by the Japan Meteorological Agency on July 2, 2023, at 10:42 AM: In Kyushu, extremely heavy rain accompanied by thunder is expected to occur and become heavy rainfall from the 3rd. In southern Kyushu, please exercise extreme caution for sediment-related disasters from the evening of the 2nd. In Kyushu, please be alert to the risk of sedimen

大分県で熱中症の危険性が極めて高い状況になる恐れ

イメージ
2023年07月02日05時00分 環境省 気象庁発表 大分県では、今日(2日)は、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されます。外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごしてください。 また、特別の場合*以外は、運動は行わないようにしてください。身近な場所での暑さ指数を確認していただき、熱中症予防のための行動をとってください。 *特別の場合とは、医師、看護師、熱中症の対応について知識があり一次救命処置が実施できる者のいずれかを常駐させ、救護所の設置、及び救急搬送体制の対策を講じた場合、涼しい屋内で運動する場合等のことです。 <特に実施していただきたいこと> ・熱中症搬送者の半数以上は、高齢者(65歳以上)です。身近な高齢者に対し、昼夜問わず、エアコン等を使用するよう声掛けをしましょう。 ・高齢者のほか、子ども、持病のある方、肥満の方、障害者などは、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」です。これらの方々は、こまめな休憩や水分補給(1日あたり1.2Lが目安)を喉が渇く前から、より積極的に、時間を決めて行いましょう。また、外出も控えるようにしましょう。 今日(2日)の予想最高気温 大分29度、日田34度、中津30度、佐伯31度 Announcement from the Ministry of the Environment, Japan Meteorological Agency, on July 2, 2023, at 05:00 In Oita Prefecture, today (2nd), extremely high risk of heatstroke is predicted. Please avoid going outside as much as possible and create a cool environment indoors using air conditioning or other means. Furthermore, unless under special circumstances*, please refrain from engaging in physical activities. Check the local heat index and take measures to prev