台風10号発生 日曜日に非常に強い勢力で九州・四国を直撃か


 台風9号が東シナ海を北上する一方で、小笠原近海にあった熱帯低気圧が台風10号になりました。周辺海域の海水温は約30度と高く、台風10号はかなり発達しながら次第に北上してくる見込みです。

気象庁とJTWC米軍合同台風警報センターの予報はほぼ一致しています。いずれも発達しながら西日本にかなり接近または上陸するルートで、今度の日曜日に九州か四国を非常に強い勢力で直撃するおそれがあります。

現段階での気象庁の予想では、台風が予報円の中心を進んだ場合、6日日曜日の夜9時に北九州市または下関市付近、JTWCの予想では同時刻に熊本県と宮崎県の県境付近に台風が進むとみられています。

いずれの予想でも発達のピークに近い状態で接近する見込みで、上陸時の最大瞬間風速は気象庁の予想では60〜65メートル、JTWCの予想では65〜75メートルです。

予想通り九州・四国直撃となった場合、記録的な暴風や大雨などが観測される可能性があり、甚大な被害につながるおそれもあります。台風10号の動きには要警戒です。



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